東北6県の絶品和菓子まとめ:りんご、枝豆、梅の魅力


この記事を読んでわかること

東北6県の代表的な和菓子をまとめて紹介

地域ごとの歴史や風土が感じられる素材を活かした逸品

老舗から新しいアレンジまで店舗の特徴をチェック

観光やお土産選びの参考に便利


 

東北地方の和菓子とは


東北の豊かな自然のイメージ

いしたにのアバター いしたに

東北地方は豊かな自然と伝統文化の宝庫

和菓子も地域ならではの素材や
風土が色濃く反映され、郷土色を感じられる
ラインナップが揃っています。


東北は北海道に次ぐ
広大なエリアを持ち、
青森岩手宮城秋田山形福島
6県で構成されています。

寒冷地が多いイメージですが、
海沿いから盆地まで多様な気候が存在し、
りんご枝豆など各地で
特色ある食材が育まれ、
個性豊かな和菓子作りが行われてきました。

青森県:りんごを使ったお菓子

 

りんご羊羹


りんご羊羹のイメージ

青森県のりんご羊羹

  • りんごの酸味と羊羹のまろやかな甘みが合わさった一品
  • 老舗「上ボシ武内製飴所」では、青森産りんごを贅沢に使用
いしたにのアバター いしたに

りんご王国青森ならではの
和菓子文化が根づいており、
おみやげとしても人気が高まっています。

青森りんご最中

青森りんご最中のイメージ

  • パリッと香ばしい最中の皮に、りんごの香りを閉じ込めた餡
  • 御菓子司甘美堂」が作る“青森りんご最中”は、観光客にも好評

 

岩手県:歯ごたえや餅が魅力の味


南部せんべい


南部せんべいのイメージ
巖手屋

>特徴<

  • 小麦粉と塩を主材料に、鉄板で焼き上げた素朴な歯ごたえ
  • ゴマ・ピーナッツなど多彩なフレーバーが楽しめる


南部せんべい(別の店)のイメージ

南部煎餅本舗

>おすすめ

お店 特徴
南部煎餅本舗 創業100年以上の老舗。ゴマやピーナッツ入りが人気
巖手屋 チョココーティングなど現代風アレンジ商品も多数

 

ずんだ餅(岩手版)


実は隣県の宮城県が有名ですが、
岩手県内でも枝豆を使った
“ずんだ”
はおなじみです。

岩手県一関市周辺では、とくにお餅文化が盛ん。
ずんだ以外にも、しょうゆやくるみ、
海苔、納豆など多彩な餅料理が受け継がれています

 

宮城県:枝豆が主役のずんだ餅


ずんだ餅のイメージ(宮城版)
喜久水庵

ずんだ餅


>特徴<

  • すり潰した枝豆のあんを餅にたっぷり絡めた
    緑色が鮮やかな和菓子
  • 枝豆の香りと自然な甘さがあり、
    ヘルシーなイメージも人気の理由
いしたにのアバター いしたに

宮城県仙台市を中心に、
江戸時代から伝わるとされる
保存食文化のひとつ。

現在は観光客向けのお土産や
カフェメニューとしても定番です。


ずんだ茶寮の店内イメージ

ずんだ茶寮

>おすすめ店<

お店 特徴
ずんだ茶寮 季節限定のずんだスイーツも充実
喜久水庵 伝統製法とモダンなアレンジの組み合わせで人気

 

山形県:梅や果物を使ったさっぱり系


のし梅のイメージ

木村屋

のし梅


>特徴<

  • 薄板状のゼリーのような和菓子で、
    梅の酸味と甘さのバランスが良い
  • 夏の暑い時期でも食べやすく、見た目の赤色も美しい
いしたにのアバター いしたに

山形にはくぢら餅やさくらんぼを使ったゼリーなど、
山形県産の果物を活かした和菓子が多彩に展開されています。


>おすすめ店<

お店 特徴
佐藤屋 1821年創業の老舗。
手作業で丁寧に仕上げるため、自然な酸味が生きる
木村屋 明治時代創業。
高品質な青梅を伝統製法で加工し、上品な仕上がり

 

秋田県:ふんわり食感や焼き菓子が人気


秋田県の金萬のイメージ
金萬本舗

金萬(きんまん)

 

  • カステラ生地で白あんを包んだ上品な甘さの饅頭
  • 小ぶりで食べやすく、秋田土産の定番

 


金萬本舗の店舗イメージ

金萬本舗


いしたにのアバター いしたに

1957年、郡山市の三万石によって開発され、
以来福島県の定番土産として親しまれています。


プチ情報

  • 秋田では、小豆粉を砂糖と混ぜて型抜きした
    もろこし
    が伝統の落雁菓子として親しまれています。
    ほんのり香ばしい小豆の風味が特徴です。

 

 

福島県:ミルクやバター香る和洋折衷菓子

 

ままどおるのイメージ
三万石

ままどおる

 

  • スペイン語で「お乳を飲む人」を意味する名前
  • しっとりとした生地に包まれたミルク風味の餡が人気
  • 福島を代表する和洋折衷菓子の一つ



三万石の店舗イメージ

三万石

いしたにのアバター いしたに

1957年、郡山市の三万石によって開発され、
以来福島県の定番土産として親しまれています。

 

まとめ


和菓子は、縄文・弥生時代の
木の実餅状 ...

東北6県の和菓子は、
それぞれの素材や伝統文化を
しっかり活かしてきた歴史があります。

青森のりんごや
山形の梅、
宮城の枝豆など、

産地ならではの味わいを
楽しめるものが豊富です。

素朴でありながら個性ある和菓子たちは、
旅の思い出としても、
ご自宅での リラックスタイムにも最適。

次回のお土産選び旅行プランの参考に、
ぜひ各地の名物を試してみてください。

\mochimoji編集部より/

東北地方の和菓子は、
自然の恵み文化の積み重ね
詰まった逸品が多いです。

ぜひ、お好みの和菓子を探して
旅気分を味わってみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
いしたにたいし

いしたにたいし

経歴
広告代理店を経て和菓子職人に転身。
その後 和菓子専門サイトを開設・運営中。
(和菓子置き換えダイエットで-40kg成功)