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関東地方には、それぞれの県ならではの素材や技術を活かした和菓子が勢ぞろい。東京の雷おこし・人形焼や神奈川の鳩サブレー、埼玉の草加煎餅、茨城の万羊羹、栃木のレモン牛乳饅頭、千葉の落花生最中など、地域独特の風情を味わえる7品をまとめて紹介します。

中部地方の和菓子は、自然や風土を生かした多彩な味わいが特徴です。新潟の笹団子、富山の月世界、福井の羽二重餅、山梨の桔梗信玄餅、長野・岐阜の栗きんとん、静岡の安倍川もち、愛知の鬼まんじゅうなど、それぞれの地域で育まれた逸品が勢ぞろい。旅行やお取り寄せの参考にどうぞ。

和菓子は縄文・弥生時代の木の実や餅を起源に、中国からの唐菓子や茶道との結びつきで発展を遂げ、江戸時代の砂糖普及で多彩に花開きました。明治以降は洋菓子の影響や機械化も取り入れ、四季や行事を彩る日本の伝統文化として今も進化し続けています。