今すぐ味わいたい 関東地方の名物和菓子7選で旅気分
関東地方は多様な
歴史と文化をもつ地域です。
和菓子も各県に独特の味や由来があり、
一つひとつに職人技や地元食材が
生かされています。
この記事では、
関東地方の代表的な
和菓子を7つ紹介します。
東京の雷おこし
食感と風味がクセになる下町の名物
雷おこしは米を主原料に、
砂糖と水飴で固めたシンプルなお菓子です。
カリッとした歯ざわりと
香ばしい甘さのバランスが特徴で、
浅草の雷門周辺で長く愛されています。
プチ情報
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「雷おこし」という名前は雷門に由来するとも言われ、
古くは雷除けのお守りとしても親しまれました。
>お店のこだわり<
- 浅草の歴史とともに歩む老舗。昭和21年創業
- 原料作成から販売までを一貫管理
- 伝統を重視しながらも、新しい展開にも積極的
大心堂

- 浅草で長年愛される雷おこし専門店
- 香ばしい落花生や品質の高い米などを使用
- 素材を生かした手作りの風味が人気のポイント
東京の人形焼き
カステラ生地×あんこが生む楽しい食感
人形焼きは小豆あんを カステラ生地で包み、
人形の形に焼き上げた和菓子です。
ふんわりした生地とあんこの組み合わせが魅力で、
観光客にも評判の東京土産として知られています。
ワンポイント
人形焼きの名前は「人形町」に由来し、
人形を模した可愛らしい形状もお楽しみのひとつです。
>お店のこだわり<
亀屋
- 創業100年以上の老舗和菓子店
- 職人が一つひとつ丁寧に焼き上げるため、生地はふっくら
- 昔ながらの製法で地元でも愛される味
紀文堂総本店
- 昭和初期から続く歴史ある人形焼き
- ふんわり生地と上質なあんこのバランスに定評あり
- 伝統の技術を継承しつつ品質向上にも努める姿勢
神奈川の鳩サブレー
鎌倉で生まれたバター香る洋風サブレー
鳩サブレーは鳩の形をしたバター風味のサブレーです。
明治時代に鎌倉の老舗
「豊島屋」が考案し、
フランス菓子を
日本人に合う味に仕上げました。
子どもから大人まで
楽しめる素朴な甘さが魅力です。
ココがポイント
鳩の形がかわいらしく、パッケージも鎌倉土産として定番。
人に配るときも話題性があります。
>お店のこだわり<
- 1894年(明治27年)創業
- 創業当初から厳選バターを使用
- 鎌倉本店ではサブレー以外の和菓子も多数取り扱い
埼玉の草加煎餅
歯ごたえと醤油の香ばしさにやみつき
草加煎餅は米を原料にした
堅焼きのせんべいです。
醤油の香りと
パリッとした食感が特徴で、
江戸時代に草加宿で旅人に
振る舞われたことが始まりとされています。
>草加煎餅の由来<
- 交通の要所だった草加宿で人気を博し、全国に広まった
- 江戸時代からの伝統製法を守る老舗が多い
>お店のこだわり<
草加煎餅本舗きらく
- 従来の醤油味に加え新フレーバーも展開
- 伝統と新しさを両立させファンを拡大
- お土産や贈答品として人気が高い
山香煎餅本舗
山香煎餅本舗
- 創業以来、変わらぬ製法を継続
- 厳選した米と醤油を使い、一枚ずつ手焼き
- 焼き目と醤油の絶妙な加減が支持される理由
茨城の万羊羹
栗と小豆が織りなす濃厚な美味しさ
万羊羹は1948年創業の「菓匠風月」が手がける逸品です。
特に栗むし羊羹は、 希少な栗をふんだんに使い、
滑らかな食感と濃厚な甘みを堪能できる点が魅力です。

幻の栗"飯沼栗"を贅沢に使用している栗むし羊羹
口に入れた瞬間に栗の豊潤な香りが広がるんです!
>万羊羹のこだわり<
- 一つの毬(いが)に一つの身にしかならない
幻の栗"飯沼栗"を使用
- 栗剥きから梱包に至るまですべて職人の手作業
栃木のレモン牛乳饅頭
甘酸っぱく爽やかなご当地飲料が和菓子に
レモン牛乳饅頭は昭和初期から
愛される栃木のご当地飲料
「レモン牛乳」を使った創作饅頭です。
カステラ生地でレモン風味の餡を包み、
ほどよい酸味と優しい甘みを味わえます
ココがポイント
レモンの香りと牛乳のコクが絶妙にマッチし、
後味がすっきりしているため、おやつにもぴったりです。
>すずらん本舗の特徴<
- 地域に根ざしたお菓子作りを続ける老舗
- レモンの風味を最大限に引き立てる餡が人気
- しっとり生地と爽やかな餡のバランスが評判
千葉の落花生最中
香ばしさと甘さが溶け合う贅沢な一品
落花生最中は、
千葉県産の落花生を使った
地元の人気和菓子です。
サクサクの最中の皮と
落花生の香りが調和し、
餡の中には砕いた落花生が
練り込まれています。
千葉県の落花生生産量
- 千葉県は落花生の生産量が全国トップクラス
- 豊富な落花生を活かした和菓子が多数開発されてきた
>お店の特徴<
米屋株式会社
- 「ぴーなっつ最中」が看板商品
- 皮と餡の香ばしいハーモニーが特長
- 地元産の落花生にこだわり、甘さと風味を追求
蔵六餅本舗 木村屋
蔵六餅本舗 木村屋
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八街産ピーナッツのみを使用
- クラッシュピーナッツとレーズン入り
クリームを合わせた独特のコク
- 菓匠とパティシエの技を結集させた味わい
桜餅の豆知識コーナー
関東風
関東風の桜餅は薄く焼いた生地で
あんを包む「長命寺」が定番です。
一方で関西風は道明寺粉を使った
「道明寺」が有名です。
関西風
どちらも塩漬けした桜の葉で包み、
香りや塩気をプラスしています。
葉を食べるかは好みですが、
葉を一緒に食べると桜の風味をより楽しめます。
まとめ
関東地方には、それぞれの県ならではの
素材や技術を生かした多彩な和菓子があります。
伝統を継承しつつ新しい味わいにも
挑戦する姿勢が感じられ、
見た目や味だけでなく文化や歴史まで
学べるのが魅力です。
お気に入りの一品を見つけて、
ご当地ならではの風情を楽しんでみてはいかがでしょうか。
>mochimoji編集部より<
読んでくださった方にとって、
関東地方の和菓子がより身近になれば幸いです。
実際に店舗で味わうと、職人の技や地域の風土を
肌で感じることができます。
気になる和菓子をぜひチェックして、
旅気分で楽しんでみてください。
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気になる方はぜひご覧ください。
おいしい和菓子を通じて、各地域の魅力を堪能しましょう。