近畿の和菓子8選:滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・三重

近畿地方には、
歴史と文化が色濃く
残る街が数多く存在します。
それぞれの地域で育まれた和菓子は、
昔ながらの伝統を大切にしつつも、
現代の味覚に合う工夫が
ほどこされており、
楽しみ方はさまざまです。
本記事では、
滋賀・京都・大阪・兵庫
・奈良・和歌山・三重
といった近畿の各地から
おすすめの和菓子を
8種類に絞って紹介します。
この記事を読んでわかること
近畿エリアにある多彩な和菓子の魅力をまとめてチェック
商品の由来やお店ごとのこだわりを要点を押さえて解説
滋賀の和菓子:うばがもち
特徴
- 柔らかい餅を甘さ控えめのこし餡で包み、
上に白餡や山芋の練り切りがのる場合もあり
- 控えめな甘さで食べやすく、餅と餡のバランスが絶妙
歴史
- 400年以上の歴史を持つとされ、
道中の疲れを癒やす“おふくろの味”として愛されてきたお店
プチ情報
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江戸時代から草津宿の旅人を癒やしてきた伝統菓子
お店 | 特徴 |
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うばがもちや | 創業100年以上。ゴマやピーナッツ入りが人気 |

旅先でホッと一息つきたいときには、
やっぱりこういう優しい甘さがぴったり!
京都の和菓子:八ツ橋・生八ツ橋
井筒八ッ橋本舗
特徴
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焼き八ツ橋: 米粉とシナモンを
練り合わせて薄く焼き上げた、パリパリ食感
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生八ツ橋: やわらかな生地であんを包み、
モチモチした口当たりが魅力
歴史
- 江戸時代初期に考案され、
茶道との関わりが深い京都を代表する菓子の一つ
- 名前は三味線奏者・八橋検校に
ちなんで付けられたという説がある
お店例

焼きか生か、どっちを買うか迷うのも楽しみのひとつ!
大阪の和菓子:おこし
特徴
- 米や粟などの穀物を砂糖や
水飴で固めた、カリッと香ばしい食感
-
バターやチョコを用いた洋風アレンジも登場し、
幅広い世代から支持を集める
歴史
- 江戸時代から大阪の代表的銘菓として人気を博し、
庶民のおやつとしても愛されてきた
お店例

ポリポリ食感がクセになって、つい手が止まらないかも!
兵庫の和菓子:炭酸せんべい
特徴
- 小麦粉や砂糖などを炭酸泉水で溶いて焼き上げた、
軽くサクサクした食感
-
バタークリームを挟んだタイプなど
バリエーションが豊富
歴史
- 明治ごろに誕生したとされ、有馬温泉の土産物の定番品
お店例

ポリポリ食感がクセになって、つい手が止まらないかも!
奈良の和菓子:柿もなか
特徴
- 奈良県産の柿をあんに練りこみ、
柿の形をしたもなか皮で包んだ見た目も愛らしい菓子 - 柚子の香りがアクセントになり、甘さに爽やかさをプラス
歴史
- 奈良の柿が広く知られるようになった1990年ごろから販売開始。
現在は30年以上のロングセラー
お店例
お店 | 特徴 |
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柿の専門 | 創業250年以上の老舗...(仮) |

実は、中にカットされた柿が
ゴロッと入っているものもあるんだとか!
プチ情報
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奈良は柿の生産が盛んな地域。かき氷や
スイーツなど柿を使ったメニューが多数
和歌山の和菓子:梅羊羹
特徴
- 梅干しの酸味と羊羹の甘味が絶妙に
マッチし、爽やかな後味が楽しめる
- 夏に冷やして食べると、
よりいっそう清涼感がアップ
お店例
お店 | 特徴 |
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お梅はん本舗 | 最高級の紀州南高梅を手作業で選別し、こだわり抜いて作られる品が評判 |

羊羹ならではの甘さと梅の酸味がベストマッチ
プチ情報
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梅の名産地・紀州みなべで採れる南高梅は
“完熟”ならではの豊かな香りが特徴
三重の和菓子:赤福
特徴
- 柔らかいお餅に、滑らかなこし餡が波打つように
のせられた見た目が印象的
- 上品な甘さで、口当たりがなめらか
歴史
- 伊勢神宮への参拝客が増えた江戸時代から愛され、
三重を象徴する銘菓へと定着
お店例

伊勢の旅で欠かせない一品 お茶との相性も抜群!
まとめ
近畿地方には、
各地域ごとに受け継がれた伝統の技や、
地元食材を生かした
個性的な和菓子がそろっています。
旅行や観光で立ち寄った際はもちろん、
オンライン購入(お取り寄せ)
で気軽に試すのもおすすめ。
昔ながらの味わいだけでなく、
新しいアレンジが加わった品を
探してみるのも楽しいでしょう。